抜け毛・薄毛について

AGA(男性型脱毛症)とは男性に多く見られる、頭頂部や生え際の髪の毛がゆっくりと薄くなっていく状態でAndrogenetic Alopeciaの略です。

AGA(男性型脱毛症)に悩む日本人

薄毛

日本人はおおよそ10人に1人、アメリカでは7人に1人がAGA(男性型脱毛症)に悩んでいると言われています。

抜け毛や薄毛に関しての悩みは年齢を重ねた男性というイメージが強いですが、この数年で若年層や女性にも抜け毛や薄毛に悩む人が急増しています。

背景としては食生活や生活習慣の変化、仕事や人間関係のストレスなどによりホルモンバランスが崩れてしまったから、という説があります。そして、今後もAGA(男性型脱毛症)に悩む人は増え続けるであろう、とも言われています。

抜け毛のメカニズム

ヘアケア

髪の毛は一定のサイクルを繰り返しています。正常な状態であっても1日100本程度は抜け続けています。AGA(男性型脱毛症)の場合はそのサイクルが崩れ、正常なサイクルを終える前に抜けてしまっています。そして、髪の毛が育つペースに対し、抜けるペースの方が早いため全体的な毛量が減り、薄毛が目立ってくる、というわけです。

先ほど述べたような生活習慣の変化やストレスの他にも間違った髪の毛へのケア、頭皮や肩こりが原因となっている場合もあります。

シャンプーの回数やドライヤーの当て方など、実は髪の毛にダメージを与える方法で行ってはいないでしょうか?

シャンプーは1日に何度も行わない。頭皮にある皮脂が多すぎると毛穴が詰まり抜け毛の原因になります。しかし、この皮脂を減らしすぎた場合も頭皮が乾燥してしまい髪の毛にダメージを与えてしまいます。

また、髪の毛を乾かすためにドライヤーを使われる方も多いでしょう。そのドライヤーの温風を長時間にわたり髪の毛に当てた場合も髪の表面を痛めてしまう怖れがあるため要注意です。

AGA(男性型脱毛症)の予防と改善について

特効薬はありませんが、日本国内でもAGA治療薬として正式に認可されているものがあります。プロペシアとミノキシジルの二種類です。しかし、根本的な治療ではないため、継続的に服用を続けないと元の状態に戻ってしまう可能性が高いです。

プロペシアについて

プロペシア

プロペシアには薄毛の原因となる「DHT」の生成を抑制する効果があります。この効果により薄毛を減らし、長く太い髪の毛の成長を促します。

プロペシアの過去の臨床データによると、プロペシアを1年間服用し続けた結果、改善が見られた方は58%、薄毛の進行が止まった方も含めると98%と非常に高い結果を残しています。その後、同様の臨床を3年間行った際は1年間に比べ更に高い結果を残しています。

ただし、プロペシアは抜け毛や薄毛の進行を止める、という効果のため、発毛に対しての期待は正直低いです。更に男性用の医薬品となるため女性が使用した際は効果を得ることはできません。特に妊娠中の方は服用厳禁、及び手に取り触れることも控えて下さい。有効成分が体内に入ってしまうと男児の生殖器に異常が起こる可能性があるためです。

プロペシアのジェネリック医薬品も多数製造されており、プロペシアに比べ安価で購入することが可能です。

ミノキシジルについて

ミノキシジル

ミノキシジルはもともと高血圧の患者に使用するための経口血圧降下剤として使用されていました。しかし、使用者から全身に多毛症の副作用が現れたと、報告が多く上がってきたため、頭髪に使用する臨床試験を行ったことが始まりと言われています。

このようにミノキシジルにはプロペシアと異なり発毛効果があり、内服薬と外用薬の2種類があります。

ミノキシジルの使用を開始してから約1ヶ月後に抜け毛が一時的に増えることがあります。しかし、これはミノキシジルの効果が出る前の症状ですので、その際は使用を中止せず継続し、半年間は使用してみて下さい。1年間使用した方の90%が発毛を実感しており、長期にわたり使用する方が効果的です。

サプリメントでAGAを改善

亜鉛

プロペシアやミノキシジルといったAGA治療薬だけでなく、有効成分を配合したサプリメントもAGA改善に役立つとされています。主に、亜鉛を含むサプリメントが知られています。継続的に服用することで、髪の総量を増やす効果を期待できます。

亜鉛は、「必須ミネラル」のひとつです。必須ミネラルとは人が生存するのに欠かすことができない物質であり、しかも体内では常に消費されているため、食品やサプリメントで摂取する必要があります。

亜鉛は、その中でも特に重要なミネラルです。人体の内臓や器官が働くためのトリガーとなる「酵素」を刺激し、働くように促す役割を担っています。細胞の新陳代謝、コラーゲンの生成、また細菌やウィルスに対抗するための免疫の生成を促す働きもあります。これらの働きに加えて髪を抜けにくく、切れにくい強靭なものにする働きもあります。

亜鉛は日々の食生活でも、卵や豆腐、サンマやイワシ、牡蠣などで摂取することが可能です。食品の中で最も含有量が多いのは牡蠣で、特に生で食することでしっかりと摂取できます。とはいえ、毎度の食事で効率よく亜鉛を摂るのはそれほど簡単ではありません。生牡蠣を毎日食べるというのは現実的ではありませんし、サンマやイワシには旬もあります。

一方、亜鉛サプリなら毎日、必要な亜鉛を効率的に摂取することができます。抜け毛・薄毛だけでなく、精力減退、コラーゲン不足による肌荒れなどにも効果が見られるので、それらにお悩みの方にもおすすめです。

AGAをマッサージで予防

頭皮マッサージ

抜け毛・薄毛の原因は、頭皮の血行不良による髪の栄養不足かもしれません。頭皮には無数の毛細血管が走っており、髪は血管から栄養を取り込んで成長します。血行が良ければその分、新鮮な血液が1本1本の髪に栄養をもたらすので、頭皮にしっかり根を張り、太く長く育ちます。

しかし、血行が悪く、充分に栄養を運べない状態だと、細く短いまま抜けてしまい、結果的に薄毛になってしまいます。

このような抜け毛・薄毛を予防する効果があるのはマッサージです。髪が特に抜けやすいのは「頭頂部」や「額の生え際」ですが、最も効果的なのは首の後ろから耳にかけての「後頭部」を刺激するマッサージです。後頭部から頭頂部に向かって上へ押し出すように揉みほぐすのがコツです。頭皮の毛細血管は、首や耳のまわり、こめかみにかけて張り巡らされた太い血管から枝分かれして伸びています。大もとの太い血管がある部位をマッサージすることで、しっかりと血液を送り出せるようになります。

FAGA(女性男性型脱毛症)の予防と改善

FAGA

近年、男性型脱毛症に対して、その「女性版」ともいえる女性男性型脱毛症も話題になっています。Female Androgenetic Alopecia、略してFAGAと呼ばれています。頭頂部の髪が抜け、額の生え際が後退していくAGAとは異なり、FAGAの症状は髪の1本1本が細く、弱くなっていき、最終的には頭皮がうっすら透けて見えるほどになってしまいます。

加齢やストレス、無理なダイエットによるホルモンバランスの乱れが原因と考えられており、規則正しい生活習慣を心がけることが何よりの予防となります。また、いったん細く、薄くなってしまった髪を太く濃く成長させる女性用の育毛剤があり、FAGAを改善させたい方におすすめです。

育毛剤を選ぶときの注意点は、あくまでも「女性用」と明記されている物を選ぶことです。女性用育毛サプリメントのプリオリンと女性用育毛剤のパントガールがおすすめです。育毛効果があるAGA治療薬のプロペシアは健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、女性の服用は禁止されています(男性ならば問題はありません)。

女性用の育毛剤に含まれている主な成分としては、パントテン酸や馬プラセンタといったものが挙げられます。パントテン酸には、体内に蓄積されたストレスを減少させ、血行を改善させる効果があります。馬プランセンタは、血行改善とともに髪の健康な成長をサポートする効果を持っています。

プラセンタとはそもそも「胎盤」のことで、妊娠中、子宮内で赤ちゃんに栄養を送るために働き、出産時に赤ちゃんと一緒に体外に出る器官です。馬プラセンタは馬が出産後に回収した胎盤から抽出された成分です。赤ちゃんに栄養を送るため、プラセンタには生物に成長を促す「成長因子」が多量に含まれています。この成長因子が、育毛効果を発揮します。

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