早漏について

早漏で営みがなくなった夫婦

「◯分以内は早漏」一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?よく話題にはなるものの早漏の定義というのは主観的な部分が大きく、男性と女性の間でも認識が分かれ曖昧なものとして認識されています。しかし、2008年に行われた第103回米国泌尿器科学会で早漏に関して3つの定義を定めていたのです。その3つというのが

定義1:膣に挿入する前、または挿入して1分以内に射精してしまう。

定義2:膣に挿入後に自分の意志で射精を遅らせることができない。

定義3:十分な挿入により相手を満足させることができないために、セックスが苦痛、フラストレーションに感じる。

上記のうち1点でも当てはまれば早漏と定義されます。

早漏の原因

早漏に悩んでる男

早漏の原因の大半は心因性と言われています。過去の性行為の失敗や極度の緊張などにより早漏になってしまうケースが多く、心因性のものに対し有効な治療法は少ないため中長期的なカウンセリングなどが主な治療法になっています。

他には包茎による影響や性行為の経験が少ない、などの理由から男性器が刺激に弱く早漏になっているケースもあります。こちらは性行為の経験を積むことで改善します。他にも男性器の感覚を鈍くする早漏改善の医薬品なども有効です。

早漏の予防と改善

筋肉

特定の筋肉を鍛えることで早漏を改善できる、と言われています。その特定の筋肉とはPC筋と呼ばれる尿を止めるときに使われる筋肉です。このPC筋は尿を止めるだけではなく勃起力や持続力とも深い関わりを持っています。鍛えることで早漏だけでなくEDの改善効果にも期待できます。

鍛える方法は単純で尿を止める要領で肛門付近に力を入れる、これを1セット20回、1日3セット前後行うことでPC筋を鍛えることができます。他には、早漏の改善効果のある医薬品を使用する。厚めのコンドームや麻酔薬が塗布されているコンドームを使用することで、刺激を和らげる、などの対策もあります。

早漏改善の効果がある医薬品とは?早漏改善の医薬品は大きく2つに分けることができます。

内服薬による早漏改善

錠剤

ダポキセチンという成分を含んだ服用するタイプの医薬品です。このダポキセチンには早漏の原因の1つとも言える興奮状態を抑える作用があります。興奮状態であればあるほど射精までの時間は短くなってしまうため、興奮状態を抑えることは早漏改善において有効な手段です。

その結果、射精までの時間が最大で3~4倍程伸びると言われています。しかも、服用を続けることで徐々に射精までの時間が伸びていくという報告もあったそうです。

外用薬による早漏改善

筋肉

リドカインという成分をスプレーで男性器に塗布し、感覚を鈍くすることで早漏を改善するタイプの医薬品です。リドカインは医療現場でも使用されている局部麻酔剤の1種です。麻酔の効果により性的刺激を和らげ、射精に至るまでの時間を長くします。

このタイプの利点は即効性が高く、手軽に使用できることです。性行為の15~20分前に男性器にスプレーし、10分後に洗い流すだけで効果を発揮します。洗い流してしまうと効果が無くなってしまう心配される方もおられますが効果に影響はありません。この成分がパートナーの膣に付着してしまうとパートナーの感度も下がってしまう怖れがあるため、洗い流す必要があります。

どちらのタイプの医薬品にも言えることですが、医薬品を使用することによって、早漏に対する不安の払拭や性行為に対する自信にも繋がり、精神的要因による早漏対策にもなります。

経験を積むことで、性行為や男性器の刺激にも慣れ、将来的には早漏改善薬を使用する必要が無くなるということにも期待できます。

早漏とED

タダラフィル

早漏改善のために使われる内服薬の中には、興奮にはやる気持ちを抑え、射精までの時間を長引かせる効果があるダポキセチンに加えて、シルデナフィルクエン酸塩、タダラフィルといった成分を含んだものがあります。シルデナフィルクエン酸塩とタダラフィルは勃起機能の低下(ED)に効果があるとされ、それぞれED治療薬であるバイアグラ、シアリスの主成分となっています。

早漏を解消し、しかも勃起不全や中折れも解消する、一つで二役を果たす薬であると言えます。

早漏とEDは、密接な関係を持っていることが判明しています。特に、EDになってしまった結果「早漏」を発症するパターンが多いことがわかっています。一説には、EDに悩まされる人のうち、およそ30%の人は早漏にも悩まされていると言われています。また、同じEDでも、「どんな場面でも完全に勃起しなくなってしまった」という人よりは「挿入後にラストスパートをかける前に萎えてしまう」という人のほうが早漏になりやすいこともわかっています。

これは「心因性の早漏」の一種です。

スーパーカマグラ

挿入後に萎えてしまう、つまり中折れしてしまうという症状に悩まされるようになると、性行為の際、勃起が持続しているうちに射精しなければならないと無意識に焦ってしまいます。

また、勃起を持続させるためには間断なく男性器に刺激を与え続ける必要がありますが、中折れを恐れてより強く刺激するために射精が早まってしまうこともあるようです。いずれにせよ、このタイプの早漏は「中折れしてしまうかもしれない」という気持ちがあるかぎり解消することは難しいと言えそうです。

そこで有効な薬として登場したのが、スーパーカマグラエクストラ・スーパータダライズなどダポキセチンとともにシルデナフィルクエン酸塩やタダラフィルを含有した薬です。中折れを気にすることなく性行為に臨むことができます。

心因性の早漏は、性行為に自信を持つことで改善できる場合があります。今、EDと早漏の両方で悩んでいる人も、薬を飲むことで性行為に余裕をもって臨めるようになり、ゆくゆくはダポキセチンを含まないED治療薬のみで満足を得られるようになるかもしれません。

亀頭を鍛える

タートルネック

PC筋などの筋肉を鍛える以外にも、亀頭を鍛えることで早漏を改善できる場合があります。具体的には、この部分を刺激に耐えられるようにすることで早漏改善の効果が期待できます。

早漏の原因はさまざまですが、中には「亀頭が敏感すぎること」という純粋に肉体的な原因も挙げられます。亀頭はそもそも非常に刺激を感知しやすい部分で、男性にとっては性感帯のひとつです。

特に、勃起時以外は亀頭の半ばまでを包皮が覆っているという「包茎」の状態にある男性器は普段、亀頭が包皮に守られているため刺激に慣れていません。空気に触れたり下着にこすれたりといった刺激を常に受けている場合とは違い、性行為のときに初めて強い刺激を受けることになります。その結果、すぐに射精感を催してしまいます。

日本人男性のおよそ60~70%が

医者

なお、日本人男性のおよそ60~70%が包茎であるとされています。つまり、多くの人が早漏の因子を持っていると言えます。

亀頭を鍛える方法としては、実際に刺激を与えるのが効果的です。包皮をむいて亀頭を出し、手指などで刺激を与えましょう。そして射精感が高まり、寸前まで達したところで下半身に力を入れて我慢しましょう。これを何度も繰り返すうちに、刺激に強い亀頭へと鍛えていくことができます。

我慢するとき、初めのうちは男性器の根もとを握って射精感に耐え、我慢する感覚をつかむようにするとスムーズです。慣れてきたら男性器を握らずに我慢し、射精をコントロールできるようにしていきましょう。ただし、亀頭の皮膚は薄い粘膜なので、不潔な手指でベタベタと触るのは厳禁です。清潔な状態で鍛えていくことを心がけましょう。

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