ニキビ対策

顔を洗う

一般的にニキビといえば10代(思春期)の頃に現れる吹き出物のことを指し、思春期の頃に現れるケースが多いことから思春期ニキビとも呼ばれます。一方、20代以降に現れる吹き出物は大人ニキビと呼ばれます。

同じニキビである点は変わりませんが発生原因や発生箇所、発生時期などが大きく異なり、大人ニキビは跡が残りやすいという特徴を持っています。

発生原因が異なるため、思春期ニキビと同じケアを行っても治りが悪かったり、跡が残りやすくなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

思春期ニキビの大半はホルモンバランスの変化により皮脂が過剰分泌されることが原因で起こります。そのため、対策は立てやすいと言えますが大人ニキビはストレスや睡眠不足、喫煙、普段のスキンケアなど複数の原因で発生するため、様々な対策が必要になります。

大人ニキビの特徴

ニキビ出てる?

大人ニキビには様々な特徴があります。ニキビができる場所は口周りやあごなどのUゾーンと言われる箇所が多いです。思春期ニキビは額や鼻周りのTゾーンと呼ばれる箇所にできることが多く、顕著に違いが出ています。

また、顔以外で肩や背中などにできるのも大人ニキビの特徴の一つです。思春期ニキビは皮脂が原因なので皮脂の多い顔にしかできませんが、大人ニキビは皮脂以外の原因でも発生しますので、皮脂が少なく、体毛の生えた個所にもニキビが生じることが多くなります。

次にニキビができる時期についてですが思春期ニキビは夏にできる傾向が強いですが大人ニキビは冬にできる傾向が強いです。これは夏に紫外線から肌を守るために厚くなった角質が冬になり、乾燥することでニキビの原因となってしまうためです。このことから夏場だけではなく、普段からの紫外線対策やお肌が乾燥しないよう、スキンケアでお肌に潤いをあげることで予防に努めましょう。

それと同時に、古い角質を取り除いてあげることも重要です。古い角質を丁寧に除去することで、毛穴が解放された状態になり、ニキビができにくくなります。角質のケアは入浴時など皮膚が柔らかくなった状態で行うのが効果的なので、しっかりケアを行い、毛穴がふさがらないように気を付けてあげましょう。

大人ニキビの原因

ニキビ出てる?

大人ニキビの原因には夏に厚くなった角質が乾燥すること以外にも様々な要因があり、それらは日常生活と大きく関係しています。まず、気を付けていただきたいのはストレスや睡眠不足です。ストレスが溜まっていたり、睡眠不足の状態だと、ホルモンバランスが乱れてしまうので、大人ニキビができやすくなります。

特に女性に関しては、女性ホルモンが不足によって肌が乾燥してしまいますので、肌の状態を良好にするためにもホルモンバランスを乱さないように気を付ける必要があります。

また、食生活のなかにも大人ニキビの原因は潜んでいます。肌のターンオーバーを促進してくれる働きのあるビタミンやミネラルが不足すると、毛穴のつまりが増え、アクネ菌が増殖しますので、ニキビができやすくなります。更に、動物性脂肪のとりすぎや食物繊維の不足は便秘に繋がり、体に老廃物を蓄積させる原因になります。老廃物はニキビを増やす原因になりますので、蓄積させないように気を付けましょう。

そして、普段の肌のケアについても注意が必要です。女性は毎日のようにメイクを行うかと思いますが、メイクをしっかり落とさないと毛穴が詰まり、ニキビの温床になってしまいます。ただ、顔の汚れを落とすために洗顔を念入りに行えばいいというものではありません。過度な洗顔は肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうので、ニキビの原因であるお肌の乾燥を引き起こします。洗顔料を使っての洗顔は1日に2回程度に抑え、タオルで顔をふく際も優しく水分を吸い取る程度にしておきましょう。

大人ニキビは、これらの原因が複雑に絡み合っていることによって生じるものなので、防止するためには普段の生活から気を付けていく必要があります。正しい肌のケア方法や生活習慣をしっかり実践し、大人ニキビを作らないようにしましょう。

跡が残りやすい大人ニキビ

ニキビ出てる?

更に、大人ニキビは思春期ニキビよりも跡が残りやすくなっています。跡が残りやすい理由は、肌のターンオーバー機能が低下しているからです。肌は新陳代謝によって常に新しいものに生まれ変わっており、この肌の生まれ変わりのことを「ターンオーバー」と呼びます。ターンオーバーでは古い肌の下から新しい肌が再生してきますので、ニキビ跡のある古い肌が再生して新しい肌になることによって、ニキビ跡が残らなくなっています。ただ、年を重ねるごとにターンオーバーに要する期間はどんどん長くなります。ターンオーバーの期間が長くなると、再生が追い付かず、ニキビ跡がシミのようになって残ってしまいます。

大人ニキビができる頃は、思春期ニキビができていたころと比べてターンオーバー機能が低下していますので、どうしても跡が残りやすくなるのです。ターンオーバー機能が低下すると、より大人ニキビができやすくなるので、跡を残さないためにも早期に治療を行う必要があります。

跡が残りやすい原因は思春期の頃とは異なりお肌の新陳代謝が悪くなっているため、シミのようなニキビ跡が残ってしまうというわけです。

大人ニキビの症状

大人ニキビ

大人ニキビは炎症具合や見た目によって四段階に分けることができます。症状が進行するにつれて見た目も目立つようになり、跡が残る可能性も高くなるので、早期の段階で治療を行うのが望ましいです。

一段階目の白ニキビは毛穴が詰まっているだけの状態でニキビの初期症状と言えます。毛穴が汚れなどによって塞がれてしまい、その中に汚れが溜まっている状態です。痛みもなく、見た目も白っぽいというよりも色がないという方が近いです。

二段階目が黒ニキビと呼ばれ、毛穴の中に溜まっていた汚れが酸化し黒くなった状態です。この段階でもまだ炎症は起こっていないため痛みなどもありません。見た目はほくろのような黒色で徐々に目立ち始めます。

三段階目が赤ニキビと呼ばれ白・黒ニキビが炎症を起こすことで現われます。ここまでくると炎症を起こしているので痒みや痛みなどがあり、見た目も目立ち、跡にもなりやすい状態になっています。菌が増殖している状態のため、清潔な状態を保つよう気をつけましょう。

四段階目は黄色の芯ができてしまっている黄ニキビです。ここまでくると赤ニキビ以上に痛みや痒みがあり目立つようになり、シミやクレーターといったニキビ跡が非常に残りやすい状態のニキビです。

このように黄ニキビまで進んでしまうと跡が残ってしまう可能性が高くなります。跡を残さないためにも大人ニキビができた際は段階に合わせて適切なお薬を選び治療を行いましょう。

大人ニキビの治療薬は塗り薬タイプのものもあれば、体の中から作用する内服薬もあります。効き目には個人差がありますので、一概にどの薬が効果的とは言えないのですが、塗り薬の場合は美白作用が含まれるものもありますので、ニキビ治療と同時に美白効果も期待できます。様々な薬の中から自分のニキビの段階や、肌質を考慮しながら薬を選ぶことで、大人ニキビをきれいに治療しましょう。

ページの一番上へ戻る